PMSになりやすい人っているの?
  1. PMSになりやすい人っているの?特徴と対処法

PMSになりやすい人っているの?
その特徴は?

ストレスの多い環境にいる人

ストレスの多い環境にいる人

PMSの諸症状の大元の原因は基本的に黄体期にプロゲステロンが優勢になることであり、それ自体は女性の身体が正常に機能している証拠でもあります。それでもPMSがひどい人とほとんど表れない人がいるのはなぜでしょうか。

それはホルモンバランスの乱れによって起こる様々な症状を助長するその他の要因があるかないかということだと考えられています。例えばその1つがストレス。ストレスの多い環境にいる人は自律神経を崩しやすく、それがPMSの悪化を引き起こしてしまいます。

ストレスは知らず知らずのうちに溜まるもので、仮に自覚があったとしてもなかなかストレスを感じないようにするのは難しい場合も多いと思います。もしストレスがあると感じながらもその環境自体を変えられない場合は、発散方法をうまく見つけるというのも手段の1つです。リラックスタイムを設けるほか、逆にバッティングセンターに行く、大声で歌う、友達と旅行に行くなど、自分に合った発散方法を探してみてください。

食べ物の好き嫌いが多く偏食気味の人

食べ物の好き嫌いが多く偏食気味の人

食べたいものが多すぎるのも悩みの種になり得ますが、食べたくないもの、食べられないものが多いことはただちに身体に悪影響を及ぼします。栄養バランスの偏りはPMS以外の様々な病気を引き寄せてしまいますが、野菜や果物をほとんど食べない、コーヒーばかりを大量に飲むなど、偏った食生活はPMSを悪化させる大きな要因の1つです。

バランスのいい食生活をしている人でもPMSがひどい場合は少し気にしたほうがいいかもしれませんが、偏食気味であるという自覚がある場合は特に、ビタミンCやビタミンE、ビタミンB6、カルシウム、マグネシウムを積極的に摂るよう心がけてみてください。イソフラボンが多く含まれる大豆製品もおすすめです。しかし食べたくないものを無理に食べることで食事がストレスになるのもよくありません。どうしても食事でそうした栄養素を摂れない場合は、サプリメントなどで補うようにしましょう。

几帳面な性格の人

最後にもう1つ、これは少し意外かもしれませんが、几帳面で真面目な性格の人もPMSになりやすいと言われています。これはなぜかというと几帳面な人、真面目な人は自分が想定している通りにならないことがストレスになりやすく、つねにストレスを抱えた状態である場合が多いからだそうです。

そのため、ポイントはストレスを溜めないようにすること。細かいことが気になる性格だという意識がある人は、イラッとしたときに「まあ、どうでもいいか」と思うようにしてみるだけでも世界が少し広くやさしくおだやかになるかもしれません。

逆にいくら几帳面で真面目な人でも、それをまっとうできる環境にいる人は特にストレスなく暮らすことができていると思いますので、無理に性質を変えることはないでしょう。ただ人と関わるということは生きて行く上でどうしても必要な場合が多いので、例えば思いっきり几帳面にし放題のスペースを作って、そこを一歩出たらまったく気にしないようにする、あるいは1日のうちに何も考えずに好きなことを好きな塩梅でできる時間を設けるなど、几帳面さを解放する場所や時間を確保することでもそれ以外のストレスを減らすことができるかもしれません。

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