PMSの病院の治療っていったい何をするの?
  1. PMSの病院の治療って何をするの?

PMSの病院の治療を紹介!

PMSを治療してくれる病院って?

PMSを治療してくれる病院って?

PMSによる症状は多岐に渡りますので、PMSかもしれないと思ったとしてもまず何科を受診すればいいのか悩むところかと思います。しかしどんな症状であれまずはPMSなのかどうかをはっきりさせることが先決なので、最初に行くべきはやはり婦人科か産婦人科でしょう。婦人科で診察を受けてPMSの可能性が高いと診断されても、うつ症状が強い場合や精神的に不安定であるといった心の症状が主である場合は心療内科や精神科の受診を勧められることもあります。

PMSであるかどうかの診断基準は、「これってPMS?月経前症候群セルフチェック」でもご紹介したような諸症状にあてはまること、そしてそういった症状が過去3回以上生理の前に起こったことがあり、生理が始まって4日以内には症状がなくなることなどです。

問診によってPMSであるかどうかを調べ、PMSであると診断された場合はそれ相応の治療が始まります。

PMSの治療の内容

PMSであると診断された場合に病院で行うのは主に薬物療法です。PMSは妊娠に向けて準備するための身体の変化に伴って起こるものなので、そうした変化をストップするために低用量ピルが処方されることが多いですね。ただしこれは排卵が起こらないようにすることでホルモンバランスを変えることを目的とした薬なので、妊娠を望んでいる場合には服用できず、また喫煙習慣がある場合にも制限があります。さらに強い副作用が出る場合もあるため、飲み続けられなくなったというケースもあるようです。

またクリニックによっては漢方薬を処方される場合や、栄養士による食事療法を行う場合もあります。最近ではPMSを始めとした女性特有の悩みを専門としたクリニックもあり、PMS症状が重い場合に不足している栄養素を処方することで少しずつ身体を変化させていくという方法を推奨しているところもあります。

いずれにしてもPMSの治療に積極的に取り組んでいる病院を探して受診するようにしましょう。そうでなければあまり話も聞いてもらえず、ただ説得されて帰されるというケースも少なくありません。

PMSの治療費用や保健適用の有無

PMSの治療費用や保健適用の有無

PMSの症状があり、婦人科や心療内科などで診察を受けた場合、診療自体は保険が適用されますが、初診料を含むと4,000〜5,000円ほどでしょう。また治療については低用量ピルを処方された場合は保険適用外になるため、2,000〜3,000円ほどかかります。漢方薬を処方された場合は保険適用になります。目安としては最大で10,000円かからない程度だと思っておけばいいと思います。

一般的に低用量ピルは即効性があり、PMS症状の緩和に役立つほか、月経痛や月経に伴う貧血などの症状が軽減されるというメリットもありますが、その一方で吐き気や乳房の張り、頭痛、倦怠感など、PMSの症状とほとんど同じような副作用が出る場合もあります。この副作用は1〜2ヶ月我慢すれば治まったという人も多いようですが、非常に強く出る場合は副作用が強くて飲み続けられないということもあります。体質によって合う合わないがありますので、処方された場合は担当の医師とよく相談して進めましょう。

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