生理前に足が重くなったりだるくなるのはなんで?
生理前に足が重くなるワケ
生理前になるとどうも足が重い、だるいと感じやすくなるのは、この時期になると足がむくみやすくなること、血行不良を起こしやすくなることが原因です。
むくみの原因
生理前の時期というのは、プロゲステロン(黄体ホルモン)が多く分泌される黄体期にあたります。プロゲステロンは女性の身体を妊娠しやすい状態にするための準備をするホルモンで、その一環として水分を引き込んだり、食欲を増進させたりする働きがあります。そのため、いつもと同じ生活をしていても水分が体内に溜まりやすくなり、むくみが発生しやすくなるというわけです。
また、生理前になると太るというのはこのプロゲステロンの食欲増進作用によるところも大きいようですが、食欲が増すと必然的に塩分も多くとることになり、それによってむくみやだるさが引き起こされるということもあります。
血行不良の原因
生理直前や生理初期にはそれまで多かったプロゲステロンの分泌が急激に下がることで血行が悪くなることもあるようです。血行が悪くなると酸素が適切に運ばれなくなってエネルギーが不足する、そして不要な老廃物や二酸化炭素がうまく回収されなくなる、といったことが原因で身体がだるくなります。足がだるい、重いと感じるのはこの血行不良である場合も少なくありません。